霧氷を求めて竜ヶ岳 2020.1.18 ①
雪がない。
暖冬暖冬と言われる昨今ですが、今年は本当に暖かいですね。
例年だとこの時期は山に行くと雪があるものですが、今年はどこも少ないようでスキー場の関係者の方々は頭を悩ませていることでしょう。
さて、雪を踏むことは叶わなくてもせめて霧氷くらいは見たいなということで、鈴鹿山脈の竜ヶ岳に行ってきました。
宇賀渓駐車場に車を停めて、遠足尾根から登り金山コースで下山する予定です。
駐車場から20分ほど林道を歩いて登山道の分岐に着きます。
しばらくはつづら折りの樹林帯が続きます。
景色のない樹林帯は一人で登る時は退屈ですが、同行者が一緒の場合はお互いに口数が多くなる気がします。
何を話したかあんまり覚えていませんが、数年前にテレビで見たレインボーマウンテンの話が話題に上りました。
正式な名前はヴィニクンカ山というそうで、ペルーにある標高5100m程の山です。
レインボーマウンテンと呼ばれる通り山肌が虹色に彩られていて、近年人気急上昇中の山であるそう。虹色の正体は鉱物みたいですが、世界には色々な山があるんですね。
標高5000mを超えているので酸素も薄いんだろうなーと思いながら、世界の山に思いを馳せていました。
さてさて頭の中はペルーですが、僕の体は鈴鹿山脈です。色々話をしている内にひらけたところに出ました。
目指す竜ヶ岳の山頂が見えます。
まだまだ先は長いですね。
雪が全然ないのが丸分かり。この感じでは霧氷も付いていないでしょう。
休憩後30分ほどで稜線に出ました。
ここからが遠足尾根のメインと言っても良いでしょう。
遠足と言うだけあって楽しく稜線上を歩けます。
とにかく展望が良い!
この日は特に天気が良く、御嶽山や白山まで見えました。
山頂方面にはガスがかかっているのが見えますが、稜線上に雲はなく気持ち良く歩けます。
この先に風の当たらない広い場所があるので、そこで熱いコーヒーを飲むことにしました。
②へ続く