登山再開! 釈迦ヶ岳① 2020.5.23
長かった……。
2月に綿向山へ登ってから、実に3ヶ月山に登れないという鬱屈とした日々を過ごしておりました。
自粛期間中は庭で花の写真を撮ったり、資格の勉強をしてみたり、過去の写真を現像したりと色々やりましたが、ふとしたときに山に行きたいなと思ったものでした。
「今の時期だとあの花が咲いているな」とか「今日は天気が良いし景色も良く見えるだろうな」とか、天気の良い日を恨めしく思う日もありました。
しかし、そんな日々とはおさらば。
さすがに泊りの山行はまだ避けますが、緊急事態宣言解除に伴い、日帰り登山を再開することとしました。
ちょうどシロヤシオが咲いている季節。以前から狙っていた竜ヶ岳も候補に上がりましたが、どうやら今年は裏年っぽい。
yamatokasyashintoka.hatenablog.com
釈迦ヶ岳~猫岳辺りで綺麗に咲いているという情報を得たので、その稜線を歩くことにしました。
朝明の駐車場に車を停めて中尾根コースで登ります。
湿度が高かったのでヒルが心配でしたがまだ大丈夫のようです。
たまに山ツツジを見かけます。
緑の中に赤い花が咲いているとパッと視界に飛び込んできて目を引きますね。
雨上がりの新緑が綺麗。
いつの間にか結構登ってきていました。庵座谷コースと合流します。
そういえば、中尾根から登るのは初めてです。釈迦に初めて登ったのは登山を始めて間もない頃の11月で、庵座谷から連れていってもらいました。初雪が降り、途中から雪が積もり出してビギナーの自分には何もかも新鮮な光景と体験でした。
落ちたシロヤシオ。
花ごと散るようですね。
この辺りにイワカガミが咲いていました。写真ではわかりづらいですが、うっすらと霧が出てきています。
綺麗な景色。
でも、振り返って行き先を見るとガスってます。
どんどん登ります。
大蔭のガレ。
ここを登ります。
霧が出て良い雰囲気です。途中でシロヤシオが咲いています。
山頂近くまで登ってきました。ここまで来ると、あとはほぼ平坦です。
霧が神秘的です。
山頂に着きました。展望ゼロですね。
猫岳へと向かいます。
次回へ続く。
青空霧氷の綿向山③ 2020.2.11
前回の続き。
yamatokasyashintoka.hatenablog.com
ようやく写真の現像が終わったので最終回です。
もう登ったのが4ヶ月も前になるとは……。
最近暑い日が続いているので、雪の写真を見て少しでも涼しさを感じられたら良いなと思います。
綿向山頂上から見る雨乞岳と鎌ヶ岳。
どちらも格好良いです。
普段住んでいるところから雨乞岳は見えないので、どっしりとした山容をじっくり見ることができて嬉しい。
雨乞岳の左にあるのがイブネ。
風が強く吹き、雪や霧氷が舞い上がります。
普段は三重県側から見ている鎌ヶ岳。
滋賀側からも格好良い。
逆光気味だったので時間を置いて後から撮り直そうと考えていましたが、歩き回っている内に忘れてしまいました。
山頂にある祠に可愛い子がいました。
竜王山分岐からイハイガ岳へと続く稜線を散歩します。
ついつい鎌ヶ岳を撮ってしまう。
個人的に気に入っている木がこの稜線上にあります。
綿向山はくぐれば幸福になるという幸せのブナの木も有名ですね。
快晴と霧氷のコラボで景色に見惚れ、なかなか足が進みません。
それは他の登山者も同じようで、この日何度か会話した人と稜線上でも会い、お互いに記念写真を撮り合いました。
この稜線を歩きます。
雨乞岳と鎌ヶ岳が終始見えます。
遮るものがないので風は強いです。
竜王山への分岐を超えて稜線歩きを堪能し、綿向山山頂へ引き返します。
竜王山へ周回しようか迷いましたが、綿向山から景色を見てゆっくりすることを選びました。
帰りは現像を変えました。
綿向山山頂へ戻ってスープを飲みました。
トマトの酸味が効いていて野菜が美味しく摂れるので気に入っています。
雪山で飲むと美味しさが一層増しますね。
コスモス食品 Nature Future フリーズドライスープ 5つの味よくばりセット ×2 (10食)
時間は10時40分頃。
この時間になると人も多くなり、山頂は賑やかです。
目の前の景色が名残惜しいですが、下山することにしました。
下りは影と光を探して歩くのが楽しかったです。