この冬最高の明神平① 2020.1.19
二日連続の山登りは台高山脈の明神平へ。
伊勢辻山から明神平への周回コースを取りました。
(駐車場~伊勢辻山~赤ゾレ山~馬駈ヶ辻~国見山~水無山~明神平~駐車場)
ちなみに前日は鈴鹿の竜ヶ岳へ行っていました。
yamatokasyashintoka.hatenablog.com
いつ登っても良い山です
— hiiro (@karatani) 2020年1月26日
2020.1.18 竜ヶ岳#やるやん三重#PASHADELIC pic.twitter.com/8E9c6dKzVC
明神平は昨シーズンから行きたいと思っていましたが、アクセスが悪くなかなか行けていませんでした。
霧氷が綺麗と聞いていたので、計画時から楽しみにしていた山行です。
自宅を朝4時過ぎに出発して、登山口である大又林道の駐車場に7時半ごろ到着しました。
この週末は南岸低気圧の影響で雪が降り、待望の雪景色が期待できそうです。駐車場は雪を求めた登山者たちによって既に満車状態。人気のある山だということが窺えます。
駐車場から伸びる道をまっすぐ進むと明神平へ着きますが、今回は駐車場出てすぐの橋を渡って左へと進みます。
しばらく樹林帯を歩きますが、けっこう急登です。
山と高原地図には記載がないルートですが、踏み跡や赤テープはありました。
今シーズン初の雪山なので、テンションが上がってきます。
今年の暖冬は磁極が移動しているからだという説を同行者が話してくれました。何でも、北極にある北磁極が年々移動していて、この2、3年で移動スピードが急激に上がったとのこと。その地軸のずれにより異常気象が引き起こされているというものでした。半信半疑、むしろ疑い100%の目を向けながら話を聞いていましたが、後日、たまたま新聞で地軸の移動に触れられている記事を見つけ、この時の話はあながち間違いでもなかったんだなと心の中で謝罪しました。
アイゼンを装着して伊勢辻山へ直登します。
この時、カメラを雪へ直置 + アイゼンをズボンに引っ掛け転倒したため、レンズが雪に埋もれてしまいました。しばらく天然ソフトフィルター状態の写真が生まれることになります。
植樹林帯を抜けると開放的な天然林歩きへとなります。
この辺りで雲が抜け、青空と光が差してきました。
そして、待望の霧氷が我々を出迎えてくれます。会いたかったよ~。
青空の下、柔らかな光に照らされた霧氷の光景を見たときは、自然とおぉと声を漏らしていました。同行者の間からも、それぞれ感嘆の声が聞こえます。それは誰かに話しかけるというよりも、思わず口から出てしまったというような雰囲気でした。
雪に落ちる影が綺麗でした。
背後に見えるのは大峰の山々。
まだ大峰山脈には行ったことはありません。
紀伊山地の霊場として世界遺産に登録されており、アルプスとは違った魅力がありそうですね。
一般登山道を離れていましたが、この辺りで台高山脈縦走路と合流します。
伊勢辻山山頂もすぐそこ。
周りはどこを見ても絶景です。
ということで、景色を楽しんでいる内に伊勢辻山へと登ってきました。
次は赤ゾレ山を目指します。
次回へ続く。